冷え症や貧血 月経前症候群 子宮内膜症 軟便と便秘の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代の女性 中肉中背 主婦
2年前に子宮内膜症による手術を行い、不妊治療は継続しており相談に来店。
数ヶ月後に体外受精による治療を開始する為に、漢方薬で体調を整えておきたいと考えていました。
いろいろ症状を確認してみると、冷え症や貧血・手足の冷え・疲れやすい・立ちくらみ(時々)・月経前症候群(イライラ・胸の張りなど)・軟便と便秘・食欲有り、爪が割れやすい、髪が抜けやすいなどを確認しました。
また月経周期が33~40日、生理痛有り(痛み止めは服用しない)。経血に塊は無い。
月経周期が長い事と爪や髪のトラブルなどから考えると血の不足があり、また便通から考えると気の巡りが不調となっていると考えられました。
まずは補血作用の漢方薬と気の巡りを整え胃腸機能を高める漢方薬をお勧めしました。
今は仕事を辞めたため、ジムに通い運動をしている。
服用1ヶ月間でずいぶんと調子(特に月経前症候群や立ちくらみなど)が良くなったとの事でした。シロップ製剤のため、服用もしやすかったとの事。
引き続き補血作用の漢方薬を服用してもらいました。
無事に体外受精が成功し、出産された。
後日来店して頂いた時は産後4か月目でした。
母乳の出が悪いと相談があり、再度補血作用の漢方薬をお勧めして続けてもらう事にしました。
仕事を辞められてから適度に運動を行うことで、血の巡りが良い状態を維持できていた為か、漢方薬の効果が短期間で得られた様でした。
また産後は気血が不足しやすく、母乳の出が低下するため補血薬が重要である事を再確認しました。
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